緩やかに死に向かう

 

 

余裕がなく、文章を書こうという気になれなかったのだけど、生活が変わりそうだから書いてみる。

 

 

私は昔も今も「家族」という括りに苦しめられている。

 

私の母親はいわゆる監視・支配型の毒親で、大人になってもそれは変わらず、できれば会いたくないなあって思いながら、だけども自分を産み育ててくれた人だからという思いで、縁は切らないでいる。

親と関わることは精神的負担だ。幼少や思春期の頃を思い出しては死にたくなる。

 

 

大人になったいまの私にはまた新たな家族が出来た。

それって傍から見れば幸せな事かもしれないね。

子供もいて、猫もいて、裕福でないけどそれなりには暮らせている。

 

私の夫は、私と付き合っている時に同時進行の女がいた。

私の前では別れている、向こうが別れてくれない、といいながら、当時の夫が住んでいたひとり暮らしの部屋へ招いて性行為に及んでいた。

性行為って、同意なくはできないものよね。

 

夫がその女と本当に別れる時に、女が「(夫の子を)子宮外妊娠している」と言い出した。

本当か嘘かはいまではわからないけど、おそらく本当なんだろう。

夫は逃げ、その女はそのまま流産したのか堕ろしたのか…とにかく夫と女の子供はこの世にはいない。

 

それから引越しを経てやっとようやく平和な日々が来たと思ったら、今度は私が妊娠した。

いわゆるデキ婚をした。もうしょうがなかった。

私には堕ろす度胸はなかった。夫と結婚するしかなかった。

 

思えばそれが全ての間違いで、あの時避妊しておけば、産まない選択をしておけばと。

悔やんでも悔やみきれない。あの時の自分は馬鹿だった。

 

結婚してからも、私は時々おかしくなった。

理由は夫の二股を許せないでいたから。

二股かけた挙句相手の女妊娠させて堕ろさせた鬼畜が、私はどんどん憎くなっていった。

 

昔は確実に好きで一緒にいたはずなのに、いつのまにか復讐するために一緒にいるようになった。

好きでも、愛してもないのに、5年間暮らした。

 

私が相手の女に攻撃されていた時期も、夫は私になんのフォローもしてくれなかった。

そういう人間だったんだよなぁ結局。

全部わかってたのに、なぜか悔しくて結婚してしまった。

相手の女はきっと夫と結婚したかっただろうけど、でも彼が最後に選んだのは私だったんだよという優越感に浸りたかった。

 

人を憎んだことがある人ならわかるだろうけど、人を憎み続けるのって案外自分がすり減る。

 

自分がしたことをまるで忘れたみたいに生活する夫を見ていると本当に腹が立った。憎かった。

不貞したその手で子供に触れるのも、気持ちが悪かった。

全てが受け入れられなくなっていた。

 

ストレスは私の体調や精神状態も悪くさせた。

痩せへのこだわりが強くなり、毎日何度も何度も、それこそトイレへ行くたびに裸で体重計に乗るようになった。

下剤をたくさん飲むようになった。

週に3回10kmのランニングをしないと太るのではと落ち着かなくなった。

bmiは16ほどになり、顔もやつれた。

 

夜に眠れなくなった。その反動か1人で過ごす昼間に起きていられなくなった。

…というよりも辛い1日を早く終わらせたくてあえて眠り続けていたのかもしれない。

とにかく昼間は動かず1人きりで眠っていたかった。

しんどいこともきついことも、眠っていればその間は消えてくれる。

眠りがなによりの救いだった。(これは今もそうだけど)

 

 

今日はちょっと疲れてしまったので、ここまでで。

気が向けば続きを書こうと思う。